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三岳城址みたけじょうし

所在地 浜松市北区引佐町三岳
三岳城址とは

三岳山の山頂にあった三岳城(別名、三嶽城)は、中世の遠江の有力な豪族、井伊氏が築き、南北朝時代には南朝勢力の攻防の拠点となった。1339(延元4)年後醍醐天皇の皇子で南朝方の主柱のひとりであった宗良(むねなが)親王が居城とし、北朝の足利尊氏勢と攻防の末、1340(興国元)年落城し、親王は大平城(おいだいらじょう)へ退いた。

時は流れ、1514(永正11)年には斯波義達(しばよしたつ)が、この地で今川勢である掛川城主朝比奈備中守を迎え討ち敗退した。それ以後は、城として使用した記録はない。

1944(昭和19)年3月7日に国の文化財に指定されている。

 

遺構

尾根伝いに細長く一の城、二の城、三の城と別れ、深い谷や急な斜面など自然の地形を巧みに利用した連郭式山城であって、中世城郭の典型的な形態。
現在も三岳神社脇から標高466.3mの山頂へ徒歩30分ほどで登ることができ(運動靴着用のこと)、山頂からの眺めは絶景。天気のよい日には、浜名湖や遠くアクトタワーを見ることができる。

 

関連項目

文化財〔史跡〕

 

 

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